2011年3月19日土曜日

ソロコンテストまで約2ヶ月です

中部地区の中高生の生徒の皆さんはソロ曲を練習しているでしょうか?

基本的な個人練習のメニューは
 1.基礎練習(ロングトーン、リップスラー、分散和音、音階、タンギング等)
 2.エチュード(練習曲)
 3.ソロ曲
 4.合奏やアンサンブルの曲練習
だと思います。

 部活動の時間も限られるので1と4ばかりになってしまうかもしれません。しかし、個人のスキルアップ(技能向上&音楽性向上)には2と3も大切です。毎日やるのが良いですが、時間がなくとも「曲を用意しておく」のが大事だと思います。「いつでも時間があればやれる」体勢にしておくことが大切ですし、「時間があるときは必ずやる」とよいでしょう。

私はホルン吹きですので高校の時などは
1として、フィリップファーカスの「フレンチホルン演奏技法」など
2として、マキシムアルフォンスやコプラッシュなど
3として、モーツアルトなどの協奏曲やベートーベンなどのソナタ、サンサーンスなどのソロ曲
をやっていました。


 チェコフィルの主席ホルン、ブラベッツ氏が「日本人はすぐどんなマウスピースを使っていますか?楽器は何ですか?とすぐに聞く。楽器にしてもマウスピースにしても最大5パーセントしかあなたの音楽を変化させない。この質問は私は嫌いだ」と言っています。(5%は少ないかもしれませんが)私も同感です。1500万円のピアノでも私は「猫踏んじゃった」も弾けません。私が200万円のホルンを持ったからって世界一の音楽ができるわけがありません。楽器が大事なのではなくて、目標を持ってどんな練習をするかが大切だと思います。

 ソロコンテストは「校内予選」もあり、中部地区の大会には出られないかもしれません。けれども、ソロの練習をすることであなたの技術(&音楽)はきっと向上すると思います。是非ソロコンテストにチャレンジしてみてください。

 校内予選は1ヶ月後ぐらいでしょうか?春休みを有効に使って練習してみましょう。

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